草創期、公共建物は、海外に於て基幹企業の社宅用に住宅を建設し、同時にこの住宅の賃貸・管理業務を始めました。以後不動産全般にわたるノウハウを積み重ね、昭和20年代には官公庁用地の有効活用の新しい構想を提案。電電公社と公共建物がひとつのビルを所有する、“区分所有”という新しいスタイルのビル活用のあり方を具現化しました。以後、今日まで、時代をリードする数多くのビルやマンション、住宅の建設を手がけてまいりました。そして、21世紀を迎え大規模な都市空間の開発など、総合不動産業として大きくその領域を広げつつあります。

 
昭和10年2月 康徳興業株式会社を不動産の賃貸並びに売買を目的として、東京市京橋区(現 東京都中央区京橋)に創立。資本金600万円 創立者 山下太郎
昭和20年11月 商号を太平興業株式会社に変更。その後2回増資を重ね、昭和35年10月に1億円に増資。
昭和28年4月 太平興業株式会社の関連会社 公共建物株式会社を建物の建設・賃貸・売買・管理を目的として同所に設立。資本金3億円。
昭和29年12月 公共建物株式会社は「三宮電電ビルディング」を建設、オフィスビル賃貸事業開始。
昭和45年7月 公共建物株式会社と太平興業株式会社が合併し、商号を公共建物株式会社とする。資本金3億7,900万円。
昭和63年3月 「ル モンド西宮」を建設、賃貸マンション事業開始。
平成4年2月 「千代田電電ビルディング」を取毀し、「大手町ファーストスクエア(ウエストタワー)」を建設、賃貸開始。
平成8年7月 「ル モンド府中」を建設、分譲マンション事業開始。
平成8年9月 「ル モンド五香」を建設、分譲戸建事業開始。
平成15年6月 霞が関R7プロジェクト(PFI事業)に参画。
平成19年9月 「霞が関コモンゲート」(霞が関R7プロジェクト)竣工、賃貸開始。
令和3年3月 内幸町一丁目街区開発プロジェクトに参画。